個人事業主【青色申告65万】やってみた!流れやり方まとめ
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個人事業主であり、フリーランスでもある僕が、確定申告【青色申告65万控除】を、自分でやった時の手順・やり方をまとめました。来年の自分用へのメモでもあり、これから『やってみよう!』と思ってる人の参考になればと思います。
photo by Nicki Mannix
はじめに・・・
まずは簡単に僕が確定申告を行った時の状況です。
- 確定申告は専用ソフトを使って、基本1人で完了。
- 個人事業主として生計。
- アフィリ報酬・コンサル報酬・業務委託デザイン報酬 等が主。
- 確定申告初年度のため、以前の勤め先の給料も存在している。
一言で、個人事業主といっても様々なタイプがあり、その人の状況によって収入や形態は変わってくるはずです。あくまでも個人の一例として参考にして頂き、確定申告のヒントにして貰えればと思います。
1.青色申告65万円控除とは?
日本では『納税する』と言えば、自己申告で納税する事が基本となるようです。サラリーマンの場合は、例外で・・・会社が年末調整する事によって納税が完了します。(この例外の方が、一般的なイメージがあり違和感を感じますね。)
自分で自分の納税額を申告するための手続きが確定申告。この確定申告には、主に3つの種類があります。
- 白色申告
- 青色申告 10万円 控除
- 青色申告 65万円 控除
この3つは、帳簿の記帳方法の難易度別と言っても良いです。より細かな記帳であるほど(難易度高↑)、控除額、つまり税金から差し引かれる金額が大きくなりお得です。
しっかり売上を管理し、細かく帳簿づけしてる人限定のご褒美的な!? イメージを持ってもらえれば良いかも。個人事業主で生計を立てていくならば・・・青色申告65万円 控除のほぼ1択。
青色申告65万円控除は、 控除額以外にも個人事業主にとって、様々なお得なメリットがあります。
▶関連:【フリーランスで確定申告】青色申告と白色申告の違いとメリット
2.青色申告65万円控除は難しい?
ネットビジネスや、アフィリエイトで生計を立てる人は、パソコン操作は慣れているはずです。
ですので、確定申告も【確定申告ソフト】を使えば、誰でも簡単にできるよ! という情報をよく見かけます。これは、半分正解で半分間違い。
確かに、ソフトの操作自体は慣れてしまえば簡単です。しかし、ソフト内での専門用語も多く【どこに何を入力すれば良いか?】という事は、予備知識ナシで行う事は、ほぼ不可能でしょう。
僕は、正直かなりここに時間を費やしました。たった1行入力するのに30分~1時間程度かかった時もあるほどです。複数の本と、ネットの情報を参考にちょっとづつ記帳してきました。
僕が調べた限りの【記帳ルール】は後述してますので、この記事を読んでる方は、僕よりはスムーズに進める事ができるはず。
使った会計ソフトは【やよいの青色申告】です。他のソフトと比較してませんが、ソフトとしての操作方法は簡単です。
3.青色申告をやってみよう! ・・・の前に
青色申告65万控除をやるためには、事前に税務署に申告する必要があります。
これは、『青色65万控除をうけるためにこれからしっかり帳簿づけをします!』(複式帳簿をつけます。)という宣言と言っても良いかも。具体的には【青色申告承認申請書】という書類の提出。それと合わせて必然的に【開業届】を提出する必要があります。
書き方自体はさほど難しくはなく、処理も意外なほどあっけなく終わります。いずれにせよ、この手続きをしない事には、何もスタートしないので面倒くさがらずやっときましょう。
※注意点
確定申告時期になり、その年の分を青色申告にしようと思ってもできません。
- 開業日から2ヶ月以内に青色申告申請書を提出の必要あり
- 遅れた場合は、その年は白色申告しかできない。
- 白色から青色に変更したいなら、申告したい年の3月15日迄が提出期限
【開業届】と【青色申告申請書】 の書き方については、以下の記事を参考に。
「確定申告」めんどくさい!
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1分で登録する4.やよいの青色申告の初期設定方法
ここからは、実際に【やよいの青色申告】を使った場合の実践方法をまとめていきます。(他、ソフトについてもやり方や考え方は同様のはず・・・)
【やよいの青色申告】をインストールした後にはまず初期設定をする必要があります。主に入力する項目は以下のとおり。
- 事業所名
- 申告書の選択(青色or白色)
- 運用を開始する年度
- 消費税申告の選択
- 現金情報の入力(事業開始時の現金)
- 銀行登録と残高の入力
- 得意先(売掛金)情報の設定
- 経費情報の設定
この時点で、既にめげそうになりがちですが・・・1個づつ理解すれば、さほど難しくないです。また、この時点で良く分からなくても、確定申告の全体像を掴むと以外と大した事はないと気づきます。
事業所名
開業届どおりに記入。
申告書の選択(青色or白色)
迷う事なく「青色」をチョイス。
運用を開始する年度
これもそのまま。例えば平成27年に開業したなら【平成27年度】とするだけ。
消費税申告の選択
売上が1000万円を超えない限り原則として免税事業者という扱い。だから、ここはナシでOKです。(消費税の納付が必要になってくると、帳簿づけも恐ろしく複雑になるそう。この段階になるなら、税理士さんに任せた方が良いかも。)
現金情報の入力(事業開始時の現金)
ここは戸惑うとこだと思います。事業用で用意している現金は?という事なのですが、【現金出納帳】の考え方を理解してからの方が分かりやすいです。ですので、いったんここは飛ばしてしまって大丈夫。画面にもそういった指示が出ているはず。
銀行登録と残高の入力
ここも引っかかるところ。本来は、事業専門の銀行通帳を作っておく事がベストですが、私生活用と事業用とをこの時点でしっかり分けてる人が稀でしょう。
ここは【預金出納長】の考え方を理解すればどういう事なのか分かりますが、とりあえず以下に該当する通帳を登録しておけばOKです。
- 事業の収入に関わる銀行 (アフィリ報酬・リスティング広告支払等)
- 経費支払に関わる銀行 (ネット・携帯代/電気代/賃貸家賃/ネット教材 等)
預金残高については、記帳開始時点でのその銀行の残高金額を記入します。事業用?自分用?と不思議な感じがするかもしれませんが、私用で使った金額も、帳簿上でしっかり分類できます。とにかく『お金の流れ』を全てはっきりさせる必要があり、その手間分の65万円もの高額控除と言えます。
得意先(売掛金)情報の設定
ここは、飛ばしてしまって大丈夫です。【売掛金】の考え方を理解した上で入力した方が分かりやすく、後から入力する事ができます。
経費情報の設定
【経費】として使う項目を設定していきます。どの経費を選択すれば良いか分からなければこちらの記事も参考に。
▶関連:フリーランス個人事業主の青色申告で使った【勘定科目】一覧
ここは後で追加する事が可能なので、あまり神経質になって考えずとも良いです。さくっと進みます。
5.青色申告65万控除で目指すべきゴールラインは?
帳簿に記帳したり、レシートを分けたり・・・青色申告に関わる作業はいくつかありますが、その前に、まず『どこを目指すべきか?』 をはっきりさせておきましょう。
青色申告で目指すべきものは次の2点です。
- 決算書(青色申告決算書)の作成
- 所得税確定申告書Bの作成
簡略化のために【決算書】と【確定申告書B】と呼ぶ事にします。
決算書はさらに次の4枚に分かれます。
- 損益計算書 : 1枚
- 損益計算書の内訳 : 2枚
- 賃借対照表 : 1枚
確定申告書Bは次の2枚に分かれます。
- 第一表 : 1枚
- 第二表 : 1枚
つまり、合計6枚の書類を税務署に提出する事がゴールライン。(※各種控除控のハガキは届いたものも一緒に持っていく)【やよいの青色申告】では、一部自分で入力すり必要はあるものの、普通に帳簿を行っていれば、これらの書類はほぼ自動で作成されます。
ですので、ゴールライン迄の手順は以下のような形です。
- 各種帳簿を記入する。
- 決算書(4枚)を作成する。
- 確定申告書B(2枚)を作成する。
6.帳簿へ記帳しよう!
決算書を作成するために、帳簿の記帳方法を解説します。【やよいの青色申告】 のソフト上で、僕が帳簿づけを行ったものは以下のとおりです。
- 現金出納長
- 預金出納長
- 売掛帳
- 振替伝票
ネットビジネスの場合、せどり等で商品仕入れのある場合は、買掛帳の入力も必要かも。僕の場合は、アフィリエイト・コンサル・デザインの3本柱で商品買いつけがないので不要でした。買掛帳の解説は省きますが、他の記帳をマスターすれば、ほぼ同様の考え方で記帳する事が可能です。
現金出納帳
現金でやりとりした流れを記帳します。業務用の文具、本。 接待用で現金で払った場合等もここです。現金出納帳の記帳方法は以下の記事を参考にして下さい。
▶関連:個人事業主の青色申告65万【現金出納帳】の書き方・見本
預金出納長
銀行のお金の動きを記帳していきます。電気代の引き落としだったり、アフィリ報酬の振込状況などです。銀行通帳とまったく同じように、支払支出が記帳されていきます。
▶関連:個人事業主の青色申告65万【預金出納帳】の書き方・見本
売掛帳
売上帳といった方が分かりやすいかも。確定申告の収入計算は、現金主義と発生主義という2つの考え方があります。
- 現金主義 : 支払いがあった日を収入日とする。
- 発生主義 : 報酬が確定した日を収入日とする。
青色申告の場合は、発生主義に基づいた記帳する必要があります。売上の立った日。その売上を回収した日。 両方を記載する形。この管理履歴をまとめたものが売掛帳です。
振替伝票
振替伝票は、1対複数のやりとりをメモする複合取引時に使うもの。
例えば、報酬が銀行振込みされた場合。【報酬金額+振込み手数料】2つの処理 : 【実際に振り込まれた金額】1つの処理かなり簡略化してますが、このような処理を振替伝票を使って処理します。他、入金出金以外のすべてのものを記載できるとあります。
ただ、何の事やら初心者には非常に分かりにくいのが振替伝票。僕が使った処理は、主にクレジットカードでのやりとりを記帳するように使いました。例えば、アマゾンで本を購入してクレジットカードで払った場合などです。
本を購入した日のクレジット金額と、実際のクレジットカードの支払い金額は差があります。それは、クレジットカード支払いが、その他の購入したものも合算されて請求がくるからです。
実際に振替伝票を使った時の画面がこちら↓
7月15日にアマゾンで3061円分の本を購入。但し、実際のクレジット支払いは8月10日で総額は5万円ほどあります。この場合、7月15日にクレジットカードで、事業用の本を購入し、3061円をカード払いで立て替えてる旨を記載しています。当然、この時のカード明細は要保管です。
クレジット払いに、会社経費分がまぎれている事が多いので、僕は全ての付きのクレジットカード払いを印刷して保管してあります。
7.家事按分を計算する
帳簿を全て記帳したら、いよいよ決算書を印刷・・・の前に、もうちょっとだけやる事があります。それが家事按分。自宅兼事務所となっている方はほぼ必須で、ネットビジネスやアフィリエイターは多くの人が該当します。
按分する必要がある経費は主に以下の3つ。
- 地代家賃
- 水道光熱費
- 通信費
地代家賃
賃貸マンションを借りていて、そこに住んでいる場合に按分します。全体の平米から、仕事用で使っている部分がどれぐらいの割合か?を按分するようです。
僕の場合は持ち家だったのでこの項目はありません。というより、住宅ローンは経費に含む事ができません。(その分、住宅ローン控除等が大きいです。)
水道光熱費
個人事業主で、自宅を事務所にしてる場合、一般的に水道代金は経費に入れません。電気代金はしっかり経費に入れますが、事業用で使用する分を按分する必要があります。
電気代金の按分方法は、床面積やコンセント数を根拠に按分する場合が多いですが、使用してる根拠が示せれば良いとされています。
通信費
電話代・ネット代金・サーバー代金等です。ネットビジネスの場合は、かなりの割合でネット利用があるので(というよりそれが仕事なので。) 多めに按分しても問題ないそう。使用時間と日数で按分していきます。
【やよいの青色申告】を使うと、この按分する計算がかなり簡単に行えます。まず、準備段階として 按分する前の経費は、全て帳簿に記帳しておきましょう。
最後にまとめて按分するので、記帳する際は、そのままの金額を入力すれば大丈夫。どの経費をどれぐらい按分するか?はそれぞれの事情によって変わってきますので、状況に合わせて事前に割合を出しておく必要があります。
【決算・申告】の欄の【家事按分】をクリックします。
勘定科目をクリックすると、一覧が表示されます。按分したい勘定科目をここでは選択するだけ。僕の場合だと、通信費が複数項目ありそれぞれの按分割合がちょっとづつ変わってくるので、補助科目に設定しています。
金額の欄は、それぞれの勘定科目の合計金額が自動で表示されているので、触る必要はありません。
大事な部分はこの次。【事業割合】と【家事割合】という項目には、2つを足して100になるように按分割合を記入していきます。
電気代を事業用で30%使ってるなら、【事業割合30】で【家事割合70】となります。按分数値を入れたら、右上の集計ボタンを押して按分作業は完了です。とても簡単。
集計ボタンを押すと、自動的に【振替伝票】が作成され、決算仕訳として自動記帳されます。【集計】項目欄の【残高試算表(月次・期間)】をクリックして、トータルの損益計算書を見る事でも経費に計上されてるか確認可能です。
水道光熱費・通信費等、該当する勘定科目を見てみて、計算通りになってるかどうか確認してみましょう。
8.決算書を作成する
申告する年の、1月1日(もしくは開業日)~12月31日の全ての帳簿を記帳したら、いよいよ決算書の作成です。
【決算・申告】欄の中の【青色申告決算書】をクリックします。所得税確定申告モジュールが立ち上がります。
※申告モジュールは、毎年1月中旬頃に「弥生」より配布されます。現在のソフトも最新バージョンにする必要があり、モジュールをインストールしていないと「決算書」の申告は進める事ができません。詳しくは弥生の製品サポートを参考に。
所得税確定申告モジュールのメインの画面です。画面上部に1ページ・2ページ等の表示があり、全部で4ページです。
青色申告決算書は全部で4枚でしたね。
- 損益計算書 : 1枚
- 損益計算書の内訳 : 2枚
- 賃借対照表 : 1枚
この4枚が画面に表示されている形で、【やよいの青色申告】では、この画面を印刷すれば、そのまま税務署に提出する事が可能です。(A4印刷でOK)
帳簿をしっかり記帳できていれば、この画面でやる事は住所を入力する程度です。
全ての数字が所定の場所に反映されているので、後はこのまま印刷すれば、決算書が完成してしまいます。ここまでの苦労が報われる瞬間ですね。画面の左には操作ナビがあるので、記入もれ等がないか?確認しながら印刷していきましょう。
※ 4ページ目の賃借対照表のページ下部の合計金額は、【資産の部】の期首期末合計金額と、【負債・資本の部】の期首期末合計金額が必ず一致します。
ここが一致してなければ、帳簿上で記入ミスがあるという事です。
※売上原価の項目はおそらく空欄のままなはず。フリーランスで、アフィリエイトで稼いでる場合、いわゆる仕入れが存在していません。 ですので空欄のままでOK。
9.所得税確定申告書Bを作成する
決算書を作成した後は、確定申告書Bを作成していきます。確定申告書Bは、第一表 と第二表の2枚あります。第一表がメインで、第ニ表は補足で記入する分という感じですね。
所得税確定モジュールの画面上で、そのまま確定申告書Bの画面へ移動できます。画面右上の【申告書B】のボタンをクリックしましょう。
確定申告Bのメイン画面です。ここでも、記入必要な項目は帳簿を元にほとんど入力済みです。左側のナビの指示に従いながら住所等を入力していけばOK。
決算書と違う部分が、各種控除の入力作業です。毎年年末ぐらいに各種控除のハガキが自宅に届くはず。年金・生命保険・住宅ローン控除等。そのハガキを元に、確定申告書Bの控除欄に記入していきます。
他、子供がいる場合は不要控除。パートナーがいる場合は配偶者控除等も適用されます。(※控除を受けるには条件があるので要注意)
また開業当初は、途中まで給料所得があった、という方も多いと思います。退職時前後に源泉徴収票を貰ってるはずですので、その時の収入は、源泉徴収票をみながら給与の欄に記載が必要です。
いずれにしても、手元に控除されるハガキを置いておいて画面左の操作ナビに従いながら記入すればすぐに完成できます。ここまでの、記帳作業を思えばかなり楽チンです。
どうしても計算方法が分からなければ、決算書や控除のハガキを持参して税務署に相談にいくのもあり。確定申告時期には無料相談をやっているので、どの場所に、どの控除額を記載すべきが教えてくれます。
全ての項目を入力して、確定申告書Bを2枚印刷すれば完成。この書類も税務署へそのまま提出する事が可能です。
- 所得税青色申告決算書 : 4枚
- 確定申告書 B : 2枚
これで税務署への提出書類6枚全てが揃いました。
一緒に提出する控除証明書(ハガキ)や源泉徴収票を持参し税務署へ提出すれば確定申告は完了です!
10.帳簿の保存について
税務署へ書類を提出した後には、【帳簿の保存】もしっかりしておきましょう。青色申告をした人は、帳簿の保管義務が発生しています。
7年間 保存義務の必要なもの
- 決算書類
- 各種帳簿の保存
- 現金預金取引き関係の書類(通帳・請求書・領収書)
5年間 保存義務の必要なもの
- 見積もり書
- 注文書
- 納品書
- 送り状
決算書や帳簿類は、会計ソフト上に保存されていますが、できれば印刷もしていおいて、その年の書類と一緒にまとめ、大きめの封筒に全て入れて保管しておくと良いそう。
11.その他 もろもろ
確定申告、思ったより大変でした。【パソコンソフトを使えば簡単!】という謎の洗脳を受けていたので、余計に難しく感じてしまったのかも。結局、始めたものの分からない事が多すぎた状態。
ネットの情報と複数の本を購入し勉強し、自分で一通り記帳してみた後に、税理士さんの無料相談、税務署の無料相談を経てやっと提出。かなりの時間がかかってしまいました・・・
『税理士に任せてしまった方がラクですよ!』というご意見もあり、なんとなくそうなんだろうなーと思います。お金で時間短縮できるならそうすべきですしね。
ただ、独立して事業をしてるならどうお金が動いているのか?金銭管理はどうなってるのか?という問題は、いちど時間を作って、しっかり把握すべきで、そのきっかけとなるかなり良い体験だったとも感じます。
帳簿をつけていくと、自分の金銭管理のずさんさに嫌でも気づきますね。無茶な使い方をしてるワケではないですが、無駄遣いが多く、スマートな経営状態とは言えないかも。
損益計算書等の集計情報を見ていると、より【独立してやってる感】は強まり、改めて身の引き締まる思いです。(結構、安易な発想かもしれませんが。)
本記事で、時間的にはかなり節約できるはずです。これまでの経営状態を振りかえってみる意味でも、ぜひ、自分の力で確定申告にチャレンジしてみて下さい。
▶関連:はじめての確定申告でも簡単に使える「やよいの青色申告」
「確定申告」めんどくさい!
「確定申告について調べたけど、結局 よく分からない」
「調べてる時間があるなら、サイト作りに集中したい!」
こんなタイプの人は、税のプロである税理士に任せるのがおすすめ。
何日もかけて時間をかけて調べて、無駄に時間をかけていて結局できなかった…という事も、たった少しの時間で任せっぱなしにできるからです。
…ただ、現実的に税理士を探そうとすると、こんな悩みが起きてしまいます↓
- いくらぐらいかかるのが不安。
- アフィリエイトならではの会計が分かってる人はいるの?
- そもそも、どこで税理士を探せばいいか分からない!
そんな、「人生で初めて税理士を探す」という時。
使わないと損するサービスが「税理士紹介エージェント」です↓
詳しく見る「税理士紹介エージェント」は、今の自分の状況に合っている最適な税理士を無料で紹介してくれるサービスです。
−−もちろん、個人事業主でもOK。規模に関係なく(小さくても)相談可能で、例えば「確定申告だけ何とかして欲しい!」というケースでも話せるのがサービスの魅力。
問い合わせ方法もとてもシンプル↓
「確定申告」「はじめての税理士探し」などにチェックを入れて、連絡先を入力するだけ。1分ぐらいあれば登録可能です。
時間は有限で、賢い経営者ほど時間短縮にお金をかけるもの。
−−もし「確定申告の本」を読んだり、インターネットで調べる事に時間をかけてしまってるというなら…
今から1分 だけ時間を使って登録だけでもすませておき、これからのビジネスのために有効に時間を使っていきましょう!
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