個人事業主の青色申告65万【現金出納帳】の書き方・見本
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現金出納帳は【事業で使った現金】の流れを記帳するもの。例えば、事務で使う文具を現金で購入。仕事上の接待での飲食代金を現金で払った場合などに使用します。ここでは、そんな現金出納帳を会計ソフトを使って記帳する場合の方法をまとめます。
現金出納帳をつける前に
現金でやりとりがあった事を証明するためにその時の領収書、もしくはレシートが必要です。(今は、レシートの方が明細が分かるため税務署好みなのだとか。。)
領収書・レシートは、青色申告を行った場合には7年間の保管義務が発生します。保管方法は特に規定されていませんが、月別にノートに貼っておくと、記帳もしやすく後で確認する時も便利です。
僕の場合はこんな感じ↑ ルーズリーフでファイルしてます。年度別に、後々分けれるので管理保管がしやすいはずです。
現金出納帳の付け方
ソフトは【やよいの青色申告】を使います。
赤枠部分の【現金出納帳】をクリック。
こんな画面になります。まだ何も入力していないので、真っ白。
現金購入の経費を入力する
【事業用で買ったもの】は経費として落とす事ができます。(この辺りの裁量が自分次第なのも、個人事業主ならでは。)前項で説明したように、事前に領収書・レシートはファイリングしとくとここからの実際の入力作業がラクです。
例えば、実際に入力したものがこちら↓ (クリックで拡大)
入力する項目は以下の4か所です。
- 日付 : 領収書・レシート記載の日付(購入日)を入力
- 相手勘定科目 : 該当する勘定科目を入力
- 適用 : 店名と購入品を入力
- 支出金額 : 領収書・レシート記載の金額
支出金額を入れる事で、右側端の残高が変わっていくのが分かります。現金購入で経費にするものは、事業開始日~その年の12月31日分までをすべて入力すればOK。ネットビジネス・アフィリエイター等の場合、さほど量がないので、意外に早く終わる事ができます。
この処理で悩みどころは『この商品の勘定科目はどれになるの?』というところでしょう。
「仕訳」については1冊の本にもなるぐらい深い内容ですが、ここは、自分に必要なものだけをシンプルに理解しておく方が効率的です。
▶関連:フリーランス個人事業主の青色申告で使った【勘定科目】一覧
残高がどんどんマイナスになっていく・・・
実際にやってみると分かりますが、表の中の残高はどんどんマイナスになっていきます。これは現金出納帳の初期金額が0円になっているから。
本来、現金出納帳は事業用の財布の入手金を管理するものです。自分用の財布と事業用の財布が2つ存在しているイメージ。事業用の財布に、初めからお金が入ってなければ当然、計算上はマイナスになっていくばかりです。
現実的にはあり得ませんが、マイナスになってる財布から、なぜ現金の支払いができたのか?それは、個人用の財布から立て替えていたからですね。財布がマイナスになっているというのは、矛盾が生じているので、この矛盾を正します。
そこで使用するのが【事業主借】 という勘定科目です。これは、『事業用の金額を立て替えてますよ!』という意味のもので、事業用銀行間同士のやり取りとは別の扱いとなります。
例えば、セブンイレブンで1000円の文具を買った場合。このままだと【事業用の財布】がマイナスになっていて矛盾してます。
このようにすればOK↓
【事業用の財布】に【個人の財布】から1万円入金した事にしています。この場合は、残高が1万円-千円で9000円になり、おかしくありません。
この場合は【帳簿上こうしてる】という名目ですが、事業用の金銭管理をしっかりするためにも、専用の財布を作って私用のものと混ざらないようにした方が良いです。(自分への戒め・・・)
▶関連:個人事業主【青色申告65万】やってみた!流れやり方まとめ
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