フリーランス個人事業主の青色申告で使った【勘定科目】一覧
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ネットビジネス・アフィリエイト等で生計を立てている僕が、確定申告の帳簿付けの際に、実際に使った【相手勘定科目】を一覧にしました。使用ソフトは【やよいの青色申告】です。
※紹介してる勘定科目は、あくまでも僕本人が使用したものです。事業内容によって、使用する項目は変わります。
賃借科目内 【現金・預金】関係
現金
事業で使っている銀行口座から【事業用の財布(現金出納帳分)】への移動時に使いました。私用で使う現金は【事業主貸】になるので、こことは別です。
普通預金
主に【売掛帳】で使いました。アフィリ報酬が振り込まれた時に、○○銀行の普通預金に振り込まれた。等という場合の勘定科目です。
○○銀行の部分は、事業用の口座をしっかり1つに決めれていればラクですが、恐らく、ほとんどの人が複数口座になってしまうはず。(aspによっては、銀行によって振込み手数料も変わりますね。)
ですので【普通預金】勘定科目の直下に補助科目設定を行って、それぞれの処理がどの口座向けなのか分かるようにします。
補助科目を設定する
【導入】の科目設定をクリック。
今回は【普通預金】の補助科目を設定するので、【普通預金】の上で右クリックを押します。【補助科目の作成】をクリックすると画面のような小ウィンドウが開くので、補助科目名を入れて登録を押すだけで完了。
画面下を見てみると・・・追加した銀行名が記されているのが分かりますね。
実際の入力の様子
グーグルアドセンスの収入が、りそな銀行に振り込まれた場合の例。相手勘定科目に【普通預金】を入力すると、先ほど登録した【相手補助科目】の内容が一覧表示されます。
ちなみに勘定項目【売上高】の補助科目には、同様の方法でよく振込のあるASP等を登録しておきます。(ここでは、Google株式会社が売上高の補助科目ですね。)
賃借科目内【事業主貸】
事業主貸
個人で使うお金を、事業用口座からおろした時に使用します。ATM等、銀行口座からお金を出す処理なので、預金出納長上に記載します。
賃借科目内【事業主借】
事業主借
事業用の支払いを、個人の財布から立て替えてる場合に使用します。現金出納帳での入金処理。(事業用財布に個人の財布から追加)振替伝票でのクレジットカード支払い。(事業用の買い物をクレジッドで)
僕が使用したのはこの2箇所です。
(補足)
【事業主貸】【事業主借】は、意味としてつかみにくいですね。
- 事業主借 : 個人のお金 ⇒ 事業のお金
- 事業主貸 : 事業のお金 ⇒ 個人のお金
いわゆる、こんなお金の流れを示したものですが、言葉の意味を考えると・・・ ???となりがち。ですので、「こういう言葉なんだ」と覚えてしまった方がラク。
賃借科目内【他流動資産】
未払金
年内の経費として支払い予定があるけど、支払いは、来年度に予定してるようなもので使用します。(例えばクレジットカードの支払等)
未払金を設定するにはまず自分で【未払金帳】という帳簿を新たに設定する必要があります。やよいの青色申告であれば、この帳簿作りも比較的簡単です。
▶参考:「未払金帳」を新たに作る
実際の例を紹介しておきます。11月25日にクレジットカードで消耗品を購入しました。支払は1月10日の予定です。ここで、振替伝票を使って以下のように記入します。
借方勘定科目には消耗品で金額を記載。
貸方勘定科目に【未払金】を設定して金額を記載します。
左側サイドバー上にある、帳簿伝票内に、【未払金帳】があるのでクリックします。(※前項の設定を完了していた場合です。)
しっかり未払金帳に反映されている事が分かります。支払いが完了したら【事業主借】の勘定科目で支払金額に同額を入れて完了。帳簿上のつじつまが合います。
損益科目【収入金額】
売上高
各「ASPの報酬」や、取引先の売上か確定した場合に使います。【売掛帳】内の相手勘定科目で使用しました。
売掛帳は【売上金額】と【回収金額】が対になっています。先に【売上高】勘定科目で【売上金額】や取引先を指定し、実際に報酬の振込があった日を【回収金額】を入力すれば残高が0円です。『発生主義』という独自の考え方をもつ青色確定申告ならではの帳簿だと思います。
損益科目【経費】
いわゆる仕訳で、初めに一番掴みにくい部分かもしれません。現金出納帳・預金出納長・振替伝票 作成時に使用します。僕が使用した経費の勘定科目は以下のとおり。
租税公課
収入印紙の購入代金として。取引先に渡す領収書添付用です。
水道光熱費
電気代は按分してここに入れます。(※帳簿ソフト上では最終的な1年分の電気料金からまとめて按分)水道代は含めませんでした。個人事業の場合、普通含めない場合が多いとの事。
旅行交通費
電車での移動代金等はここ。
通信費
電話代・プロバイダー接続料金・サーバー代金等も含めました。自宅兼事務所の場合は、プロバイダー料金も使用時間によって按分する必要があります。
広告宣伝費
リスティング広告等の費用はここ。
接待交際費
仕事上での飲み会等の費用はここに含めます。当然ですが、私用の飲み食いは含められません。
消耗品費
PCパーツや、家電家具等。仕事上で使うものはここに計上。
支払手数料
業務上での振込や引き出しの際のATM手数料等。他、ドメイン代金もここに入れました。ドメインについては、色々な考え方があるようですが、支払手数料とするのがとりあえず無難との事。(ここに至るまで、かなりのエネルギーを使ってるのでそういうもんだ・・・と理解します)
取材費
僕の場合、売上の元となっているブログ上記事のために現地を取材に行くときがあります。業務上の売上の根拠のなってるかどうか?が大事だそう。
新聞図書費
書籍やネット教材代金などはここです。後述の研修費もここに入れた方が良いかも?
研修費
税理士さんに突っ込まれたポイント。ネット上では、ビジネス上でのセミナー等は研修費に入れる。という情報があります。ただ、個人事業主の場合は、基本『従業員を雇っている』場合でない限り『研修費 』という項目は違和感があるのだとか。
つまり、会社の業績を上げるために、従業員の教育にあてた費用が『研修費』であり自分が行ったセミナーや塾等とは別ものと考えた方が良いようです。なので『新聞図書費に入れてしまっても良いのでは?』との見解でした。
(全体の勘定科目の金額バランスもあるそうで、突出してどれかの金額が高ければ、当然目をつけられやすくなります。嘘はいけませんが、この辺りのバランスも踏まえて・・・の話かも。)
雑費
これまでの経費に該当しないものは雑費となります。
▶関連:個人事業主【青色申告65万】やってみた!流れやり方まとめ
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